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~Photo ShiGenic最終回~「俺、大丈夫だったかな?」の答え

今月のWiNK UPを読んでいて驚いた。
大好きなPhoto ShiGenicのコーナーが100回を向かえ、これを機に最終回と書いてあった。
私がWiNK UPを購入している理由の1つは、このコーナーの存在でした(と言っても、読み始めたのはここ2年なんですが。)
小説とは違う加藤くんの言葉のチョイスや、ポラロイド写真のセンスが大好きで、毎月楽しみにしていたのです。
今月の連載もワクワクしながら読み始め、「100回を向かえる」まで読んで、「おぉ凄ーい!」なんて思ったのも束の間、「今号で最終回となりました」

…ん?…え!?
ショックだ…。寂しい…。


以前、人が楽しいと思う・共感される文章を書くには言葉は勿論のこと、色々なことを知らなければ難しいというようなツイートを見たことがあります。
プラスの言葉は種類が少なく(好きや楽しい、凄いなど)、そこから周りの共感を得る文章を綴るのは難しいそうです。
実際、私も感じた事をツイートしようとしても、ほぼほぼ「凄い」や「好き」の連発で、こりゃダメだなぁ~と思っています 笑。

良い例↓

最終的に、「凄い」と言わせるSnow Manのせいだ!みたいになっている 笑。


でも加藤くんの綴る文章は、兎に角面白い。加藤くんは色んな事を知っている。
メンバーが分からないことを質問しても、直ぐに答えが帰ってくる。彼の記憶力は半端ないなっ!と思うことが多い。

加藤くんが綴る面白い文章は、彼の元々のセンスもあると思うけれど、きっと沢山の本や媒体を通して得たものもあるんだろうな、と思う。
そして、私にとっての媒体の1つであったPhoto ShiGenicが終わってしまうのは、凄く寂しい出来事です。

…と、寂しい寂しい言っていても仕方がないので、私が読んでいた約2年間の中から、好きなPhoto ShiGenicの回を書きたいと思います。


①Photo ShiGenic ナンバー077
「日本のみんな…ごめん…」の巻。

2014年2月。関東甲信越を中心に降った大雪。交通網は完全に麻痺し、とにかく大変だったあの大雪。
その大雪について、加藤くんが「あの記録的な大雪は僕のせいなのです」と告白した回です。
加藤くんは、雨男らしい。自分の雨男っぷりに飽き飽きしていると共演者の方に話したところ、「気象神社」なるものがあると聞き、自称雨男の友達5人と行くことになったそう。
加藤くんの家にその5人が集まった2月8日、首都圏で45年ぶりの大雪…。

そうか…あの雪はお前達のせいだったのか!!!!!と当時、Photo ShiGenicを読みながら机を叩いていた私。
というのもあの大雪の日、私は友達の結婚式のため仙台に行く予定でした。しかし、雪で高速も電車も全て止まった…行けない!…てか、降りすぎて家からも出られない…!
泣く泣く結婚式を欠席したのでした…。
というエピソードがあったので、この回は凄く印象に残っています。
今度、その自称雨男の友達と集まるときは、先に日にちを教えて下さい。
大事な予定は入れません。


②Photo ShiGenic ナンバー080
「まったくこの人はアアアアー。」の巻。

30歳を迎えた、小山くんのお話。
誕生日当日、一緒に仕事をしていた二人の楽屋での珍事。
本番直前、着替え終わった小山くんと加藤くん。歯を磨く二人。
磨き終わった二人は洗面台に歯ブラシを置いたけど、偶然にも同じ歯ブラシを使っていたため、どっちがどっちか分からない。

小山「こっちが俺のだと思う」
加藤「紛らわしいから遠くに置いてよ!」
小山「おけ。かわったわかった」
そう言って、スーツに着替えた小山くんが歯ブラシを掴もうとした瞬間、握り損ねて歯ブラシが洗面台へ…。
小山「あれま」
と言いつつ、落ちた歯ブラシを取ろうとすると…蛇口から自動で水がジャアアアアー。スーツの袖がビシャビシャアアアアー。

という、天然小山ワールドの回です。
隣に載っている写真も可愛い。二人でキャッキャしながら撮ったのかな!
この回の最後は、「みなさん安心して。小山くんは30代になっても元気そうです。」で終わっています。どっちが年上か分からない。
Photo ShiGenicは、コヤシゲ(手越くんのイタズラもたまにあり)のエピソードも読めるツールでした。
少し前のKちゃんNEWS内の「シゲほめ」のコーナーで、腕のホクロを結んでできた北斗七星の写真が載せられたりと、ファンにとっては貴重な場所でもあったのではないかな、と思います。


③Photo ShiGenicナンバー093
「荷物を持たないスタッフたちは。」の巻

「傘を持たない蟻たちは。」の宣伝書店回りで大阪まで行った時のこと。
いつものチームメンバーは別の仕事のため、新しいチームで行くことに。前日、「自分たちが行かなくて平気かどうか不安です」とかつてのメンバーに言われ、「平気平気!なんとかなるって!」と返した加藤くん。
しかし、事件勃発。滅多に遅刻しない加藤くんが遅刻。すぐ後の新幹線に乗るも、大阪から書店まで向かうタクシー2台がバラバラになり、合流に一苦労。その後、一人がタクシーに荷物を忘れたり、道に迷ったり…。
やっと昼食休憩にありつくが、「タクシーに荷物忘れるなんてあり得ないですよね!」と怒り狂う一人のスタッフが、昼食後にテーブルに荷物を忘れる。
「もう、みんな頼り甲斐ゼロ!」と思った加藤くんは、心配していたスタッフに全て報告。
するとスタッフに、「だからみんなに言っておいたんです!なんかあったら加藤さんが一番しっかりしているから、彼の言うことを聞くようにと!!」と言われました。
そんな加藤くんも朝イチで遅刻しているため、なにも言えず。一番しっかりしていたのは、最年少の加藤くんのマネージャーだったそうです。

この回が好きな理由は、これだけバタバタしていても、きっと加藤くんの頭の中では「良いネタが来た!」と思い、ニヤニヤしていたんだろうな!と思ったから。
私の勝手なイメージですが、加藤くんは自分や周りに余裕がなくても、自分の中のもう一人が冷静に状況を見て、把握しているタイプではないかと。
だから、この時もきっとニヤニヤしていたはず 笑!タイトルも浮かんでいたはず!
そんな理由です。



3つ選んでみましたが、私が知っているのはほんの2年分。私の知らない7年間も読んでみたい。書き方も変わっているはず。
是非、単行本で出して頂きたいです!

加藤シゲアキ、初のエッセイ集発売!アイドルそして小説家のクスッと笑える日常がここに!」

的な感じで 笑!
出来たら、リードの部分も一緒に入れて欲しいです。あのリードも大好きでした。
あのリード含めてのPhoto ShiGenicなので!


最後になりますが、9年間お疲れさまでした。毎月、楽しい連載をありがとうございました。
そして、最終回の「ラストフォトシゲニック」で加藤くんに聞かれているので、答えたいと思います。
(最後の終わり方まで巧いなぁ~)



\いい感じだよ、加藤くん/